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平成17年11月5日 放送分 「四日市市の取り組み」
司会:日吉ようこ ゲスト:井上哲夫市長
提供:地球環境共生ネットワーク、岩手コンポスト、遊探総合企画
日吉: 今週は愛知県四日市市の井上哲夫市長にお話を伺っております。 まず四日市の取り組みはいつ頃からだったのですか?
井上: 今から平成12年頃ですかね。川のヘドロ退治から始めたものですから、ちょっと変わってますよね。
日吉: そうですね。その頃、およそ30万人くらいの都市で、市長さんも始めたというのは、非常にめずらしいというかすばらしい取り組みだったと思います。そこから始まって、現在の様子はどうなってるんでしょうか?
井上: 重要河川の阿瀬知川の下降部のヘドロがなくなりまして、魚、水生生物、植物も増え、今では中流、上流も更にきれいになってきています。とてもうまくいきました。それに味をしめたというわけではありませんが、学校の近くを流れているホリ川という川があるんですが、その川の浄化作戦も始めました。そうすると、学校が二つ向かい合うようになって、上流と中流にありますから、二つの小学校が教材ということでも、競って川をきれいにしようと、成果を上げています。
日吉 すばらしいですね、それは環境学習というかたちで、児童さんたちがされているんですね。
井上: そうです。まさに次の世代の担い手の子どもたちに、環境の問題を骨の随から教え込むという感じですね。
日吉: それに対して、市はどのようにコミットしているのですか?
井上: 実は、EMだんごや原液を流しますから、それらを作る過程の材料、その一部の費用を補助金で確保するなどです。あとは、ほとんど、市民や生徒さんたちの活動ですから、それくらいです。
日吉: そういうのに市が関与して、補助金を出すと言うことはすばらしいですね。
井上: そうですね。行政がそのぼやっとした部分を少し定かでないものに出すものは、無駄遣いの典型だと、避難の矢面にあいます。まして、ヘドロ退治にしても、川をきれいにするというのも、半年や一年では変化のない場合も多いですからね。川に魚がかえり、水草が還ってくるのには3〜4年、ヘドロが本当になくなるのも場合によってはもっとかかるかもしれない。そうなると、そういうところに大きなお金ではないにしても、補助をして行くのは大変ですね。
日吉: 先ほど成果が上がってきたというお話でしたが、私も阿瀬知川を先ほど、見て参りました。すごい数の稚魚や魚がいますね。
井上: そうなんです。そして川底が見えなかったのが、もう完全に見えて、あんなところに杭が残っているんだな、という所まで分かってくるし、こういう形のものを、どうして行政が税金から得たお金を出せるかというのは、市民活動を助長していくのだというところからスタートができないかもしれません。
日吉: そして、地域の方々も御高齢でいらっしゃるにも関わらず、活き活きとマイクを持って、一生懸命説明していらっしゃるんですね。すばらしい姿ですね。
井上: それはもう、もう一回生き返りますよね。で、自分達の町を自分達の力できれいにするということですから、非常に目的意識ははっきりします。これからの日本のコミュニティはこういうかたちが王道を占めるのではないでしょうか。
日吉: そうですか。あと、市長さんは最初の市長さんになられた時に、ゴミ収集の車に一緒に乗られたりとか、それから小学校の方々と一緒にEMを撒いたりとか、非常に活動的でいらっしゃると伺っております。今の川の浄化を手伝った際に、市民や市役所の方々の声は届いていますでしょうか?
井上: 今は十分に声は届いていると思います。当初は、なかなかそうはいかなかったです。でも誰かがやらないという場合に、町の代表者の市長が率先してやるというのが、一番いいんじゃないでしょうか。
日吉: それでは最後に四日市をこんな町にEMを使いながらやっていければというのがあれば、お願いいたします。
井上: やはり、EMで町をきれいにしていく、あるいは花いっぱいにしていくというのは、比嘉先生のおっしゃっていることですが、現実にEM菌で町をきれいにしていくというのが一番有効で理想的だと思います。四日市はかつては、大気汚染や水質汚濁で公害の町と言われたわけですが、まさか、こういうかたちで町をきれいにするとは、昔の時代では考えられなかったのではないでしょうか。これからの循環型社会やあるいは環境問題が取りざたされる時代においては、ぴったりの町をきれいにするもとですね。EMをもっともっと活用していきたいと、全てに活用していきたいと思っています。