| 平成17年3月19日(土)放送分
「EMの質問コーナー」
日吉:今週はみなさんからのご質問にお答えします。EMを使っていて出てくる白いものはなんでしょう?というご質問がございましたので、EM研究機構の石川研究員にお答えいただきました。
石川:「私は半年前からEMを購入してお家で使っています。ですが、最近その液の表面に白いカビのようなものがたくさん浮いてきます。これは一体なんなのでしょうか?」という質問です。これはよくある質問ですが、この白いカビのようなものは、ずばり酵母菌の仲間です。EMの中にも含まれている酵母菌というものは、空気のない状態、空気に触れない状態ですと、全く目で見る事がありません。ですが、ふたを開け空気と触れた状態になると、白い菌糸が生えて増えていきます。それが白いカビのようなものとして出てくるのです。白いものは酵母菌の仲間なので、何も問題はありません。ですが、EMを保存する時には、やはり空気の少ないほうが保存性もいいので、なるべく小さい密閉容器に移しかえたほうが、よりいい状態で保存することができます。なので、ぜひそういうふうにしてみてはいかがでしょうか?
次の質問です。「先月EMボカシを作りました。それを久しぶりに出してみると、白いものはたくさん生えてきています。これは大丈夫なのでしょうか?」というご質問です。結論からいうと、あまりいい状態ではありません。白いものは、先ほどの酵母菌の仲間が空気に触れる事によって出来たものです。EMボカシというのは、非常に有機物がたくさん入っているものなので、基本的にきちんと密閉しないとできません。ですので密閉が不十分ですと、空気が入ってきて白いものが生えてきます。さらに空気と雑菌が入ってくると、今度は青や赤、黒いカビなど、カラフルなカビですね、そういったものは増えてきます。そうしますと、ボカシとしては品質が良くないので、ボカシを作った後に白いものが出てきたら、それは密閉が弱いという注意信号だと思って、袋の口を閉め直す、または密閉度の高い容器に移し変えるなど、そのように確認してみてください。特に冬場に作ったボカシは乳酸菌の働きが鈍いです。乳酸菌は雑菌を抑える働きをするので、雑菌が入ってきた場合、すぐに悪いカビが生えてきます。白いカビが生えてきた場合には、もう一度きちんと密封されているかどうか、温度のあるところに置いてあるかどうかなどを確認してみてください。
最後の質問は石けんについてです。「先月地域の婦人会でEM廃油石けんづくりを行いました。作った後、家に持ち帰り風通しのよい日陰に置いたのですが、それを見てみると、白い粉がたくさん吹いてきています。」その白い粉と言うのは、石けんのアルカリ成分と空気中の二酸化炭素が反応してできたものです。石けんというのは、油の油脂と苛性ソーダのアルカリ分を反応させて作るものですが、廃油石けんづくりというのは、その油がどんなものか、なかなか分からないところもありますので、通常よりもアルカリ分を多く使って作ります。通常の石けんよりもアルカリの多い状態で作っております。そうすると、余分なアルカリが残ります。その余分なアルカリ分を飛ばし、残さないために一か月間きちんと乾燥させてあげ、そのアルカリを飛ばすわけです。そのアルカリが飛ぶ時に、空気中の炭酸ガスと反応し、その一部が石けんに付着して石けんとして残るわけです。ですので、白い粉が吹いているというのは、石けん中のアルカリがきちんととんでいる一つの証拠ですので、何も問題はございません。どうしても気になる場合は、一度洗い流すとか、皮向き器などでシュっと削るなどするときれいな状態になるので、そのように保管してみてください。その他にご質問がございましたら、EM研究機構盛岡事務所の方までお気軽にご連絡ください。
日吉:お問い合わせ先の電話番号をお知らせしましょう。盛岡019-604-9555です。
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