| 平成17年4月30日(土)放送分
「いしのまき環境ネットの活動」
日吉:今週はEMで北上川の浄化などに取り組んでいる宮城県石巻市のいしのまき環境ネットの代表理事の高橋寿さんにEM研究機構の石川研究員がお話を伺いました。
石川:いしのまき環境ネットとはどういう団体なのか、ご説明いただけますか?
高橋:目的理念としては、石巻という地域から地球全体を元気にして、それを次世代につなげていきたいという願いで始めております。
石川:いつごろ発足されたのでしょうか?
高橋:任意団体として、昨年の4月から活動を始めております。今年の6月にNPO法人として認可をいただく申請をしている最中です。
石川:主にどういった活動をされているのでしょうか?
高橋:全部で、4事業部編成で行っております。その一つは、植林主に考えて活動しているグループ、EMを使って環境浄化をしようというグループ、それから新エネルギーということでグループをつくってそれぞれ活動しております。
石川:具体的な活動を教えてください。
高橋:昨年の4月の発足当時に、まず最初にEMの初級講座ということで25、6名の方々に集まっていただき、EM講習会を開きました。その後、北上川連携協議会主催の川の浄化事業に参加させていただいて、浄化活動に実際に参加させていただきました。
石川:北上川連携協議会と連携に関しては、具体的にどのように活動されたのでしょうか?
高橋:市内で一番汚れているところで、中ノ掘用水路というのがあるのですが、その流域には約3500名の方が住んでおりますけれども、そこから家庭排水が流れてくる、その真ん中にある川を浄化しようということで活動を始めました。
石川:その川はどのくらい汚れているのでしょうか?
高橋:近寄っただけで臭い、夏場は窓もあけられない、もちろん川底も見えない、川の色は真黄色に濁り、川べりもヘドロで真っ黒で土が見えないという感じでした。
石川:そこへEMを投入されたわけですが、どのようなかたちで投入されたのでしょうか?
高橋:最初に月に二回投入という話でしたが、それだと環境汚染源である家庭排水が毎日流れているのに効果がでないということで、各家庭にEMの活性液を配り発酵液をつくっていただくというかたちで、もとから汚れをたつという方法にしました。
石川:住民の方々と一緒になってEMを投入されたということですが、総量でいうと、EMやEM団子は合計でどれくらい投入されたのでしょうか?
高橋:活性液そのものは533リットル、我々団体で作った発酵液は2043リットル、無料配布したのは564リットル、これは各家庭で作ってもらうというのでお配りしたのですが、これを単純に全部作ってもらっていると考えれば5万6400リットルということになります。これを合わせると、約60トン以上ということになります。EM団子については会員の少ない人数で作ったので、5178個という数字になります。
石川:そのようにEMを投入した後、中ノ掘ではそのような変化があったのでしょうか?
高橋:一か月足らずでヘドロの形が変わってきました。そのうちに川の色が澄んできて、支流から流れてくる川には全くなにも投入していなかったのですが、本流の川の水が澄んでいったのでから合流地点で二色の川の色ができていました。
石川:生き物のほうも大分見られたということですが?
高橋:二か月目くらいでイトミミズで真っ赤に染まるという現象がありまして、それから1、2週間後に小魚の群れが何か所かで見られるという、動植物の活動姿が見られるようになりました。
石川:周辺にいらっしゃる住民の方々はどういった反応がありますか?
高橋:EMを投入する前に現地調査をしておりました。その様子をみて、ある近所のおばあさんが近寄ってきて、昔はここに魚がいっぱいいたんだよね。それで何をするの?と興味深く訪ねていただいて、こういうようなかたちで川をきれいにしていくんですよと言ったら、ぜひやってくださいととても好意的に見ていただいてもらって、活動では実際にその方にも参加していただいて、住民の方々の意識が非常に高かったと思います。
石川:これからも活動を続けていく予定だと思いますが、どのようなかたちで続けられるのでしょうか?
高橋:また中ノ掘水路を対象に活動を続けていく予定ですが、住民の方々が実際にどういうかたちで関わっていくのか、具体的に話し合いがされていないので、それをこれから会の中で具体化を進めていきたいと思います。また、一般の方々を対象に浄化して欲しい川を公募してみようと考えております。それによって、EMに対する興味を持っていただいて、川の浄化の関心も高めてもらいたいと考えております。
石川:ぜひ今度はその結果についてもお話をお伺いできればと思っております。ありがとうございました。
高橋:ありがとうございました。
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